高雄 with Friends♪

台中の母の友人宅にお世話になった後、母と高雄に帰りました。


台北の次に大きな都市高雄、やはり、台湾ではここが一番落ち着きます。
両親の地元、大学4年間を過ごした地


私にとっては、懐かしい想い出がたくさん詰まった地です。


親しい親戚も、みんな高雄にいるので、ここは私にとって、第二の故郷なのです。



そんな高雄が・・・私の居ない6年の間に、激変しておりました・・。




まずは、新幹線が通っています。これで、台北までの距離は、1時間30分にまで縮まりました。(大学の頃は、バスで約5時間かけて、台北まで行っていた・・・)


市内には、KRT(Kaohsiung Rapid Transit)が通っています。主な交通手段がスクーターだったのが、今では、スクーター無しでも生きていけます。



アリーナ(巨蛋)が建設され、コンサートやイベントが高雄でもできるようになりました。


台中からは、新幹線(台湾高速鉄道)に乗って、高雄に向かいました。
乗車時間は、45分。以前、バスで2時間半くらいかけて行ったのに・・・。すごい時間の短縮です。


高雄は、『左営』という所で下車します。
昔は、何もなかったところが、今ではデパートや美術館なども建てられ、地価が急激に上がっています。



従姉妹が向かえに来てくれ、そこからアリーナ付近へ移動・・・。アリーナ周辺にも、デパートやレストランがたくさん・・。
そのうちの一つのイタリアンカフェで、大学時代の友達と集合〜♪


かわんないわ〜、みんな。w・・・まあ、男の子たちが、ちと太ったくらいかな・・・w


女の子には、結婚して赤ちゃんを産んだ子もいれば、イギリスでマスターを取って帰ってきた子がいたり。
男の子には博士課程を卒業し、やっと徴兵に行った人や、これからアメリカ留学に出る人がいたり。




みんなそれぞれの道を歩んでいます・・・。





大学では、同じクラスで、同じ授業を受け・・・卒業までは、同じような道を歩んでいたのに・・・そこから枝分かれし、みんな別々の道を歩み始めたわけです。



同じ場に居たのに、こんなにも多種多様に違う道があるんですね・・・。なんだか、不思議。




それでも、久々に会うと・・・大学の頃のアノ時に戻れる雰囲気がある。
そういう友達を持てるって、ありがたい事だと、しみじみ感じます。


で、せっかく久しぶりに高雄に帰ってきたので、友達が少し高雄案内をしてくれましたw


私の知らない、新しい高雄・・・。



まずやってきたのは、美麗島という駅。

こちら、駅構内です。ドーム状の天井に、ステンドガラスが敷き詰められています。



台湾には、英語名にフォルモサという呼び方があります。その語源は、15世紀の中頃にポルトガル人が植民地経営に乗り出した時、遥かに台湾を眺めて叫んだ言葉「イラ・フォルモサ(Ilha Formosa)!」(緑の美しい島)にたどり、これが転じて、「美麗島」となりました。なので、この駅名は、台湾の別名ととったんでしょうね〜。




続いて、「塩埕区」を訪ねてみました。
高雄では有名な『愛河』という河を渡った先に「塩埕区」という地区があります。



17世紀のオランダ統治以前に漁業基地として利用されていた所です。その後、明末清初の鄭氏政権時代には、港が近い為に、製塩業の街とされるようになりました。
ちなみに、「埕」とは「作業を行う広場」を表す方言字であり、製塩業に由来した地名であるそうです。


だから、「塩埕区」とは、「塩を作る地」っていう意味なんですね・・。



1900年初期に高雄港が完成すると、土壌は本区の埋め立てに利用され、塩田は埋立地として開発されていきました。そして、高雄私宅所が移転した後、人口が増え、街は急激に発展し、商業の中心地となりました。




私のお母さんが若い頃は、この地区が一番栄えていて、ショッピングなんかで賑わっていて、高雄港から入ってくる珍しい舶来品なども、ここで手に入ったようです。
それも、だんだんと人が減っていき、街はだいぶ寂れていき、私が大学の頃なんかは、古い街・・・って言われていて、廃墟となった倉庫やコンテナばかりが積まれ、なんだか、とっても寂しい人気の少ない場所だったんですよね・・・。




それを・・・観光地化させ、今は使わなくなった倉庫やコンテナを利用して、美術品などの展示場と化していました・・。




こちらは、線路のあと・・・。

サイクリングロードになっています。




その横に並ぶ人形たちw


台湾の郵便ポストの人形です。




台湾鉄道、駅構内の懐かしい風景・・。



たくさんの人が鉄道で移動していたのでしょうね・・。




さて、何の字でしょう?




「開」ですw




危な〜〜〜〜〜〜〜・・・くは無いですw




後ろにみえるのは、台湾南部では、一番の高さを誇る高雄85大楼


久々の高雄、知らない顔がいっぱいあって、驚きました。
常に発展している台湾・・・これから、きっともっともっと便利になっていくだろうし、綺麗になっていくのだろうなぁ・・。



次に帰る時には、どんな違った顔を見せてくれるのか、楽しみです。
I LOVE 高雄〜!





・・・この後・・・デジカメが壊れてしまい・・・高雄での生活、写真に撮れなくなってしまいました。(泣)
ってことで・・・中秋節を高雄で過ごし、親戚とBBQなどをしたのですが・・・その匂いをお届けすることができません><


今回の台湾での生活の模様は、ここまで。

NYでの生活に復帰できるか心配なほど、どっぷり台湾生活に浸かってしまった・・・。






そして、しばらくは、お父さんともお別れです。
また、帰ってくるからね。



ありがとう。