花蓮☆Hualien

台湾は小さな島ですが、まだまだ行った事がないところがたくさん。


父の友人が、会社でバスを借りて花蓮へ行く・・・というので、私と母も乗っけてもらうことに。


今回、20年ぶりに再会した父方の叔父が、花蓮に住んでおり、“花蓮は、とっても綺麗なところ”と、幼い頃から聞いてはいたものの、まだ一度も足を踏み入れた事がなく、良い機会だから、行ってみることに。



花蓮は、台湾の東部分に位置します。


明治時代から日本人が多く住んでいた町で、「昔の日本」の風情が残っています。



大理石の産地としても有名で、町の歩道やベンチ、空港ビルまで大理石でできている、とのこと。


台湾の東部は、都市開発が進んでいるわけではないので、緑豊かな自然が残り、太平洋にも面しているので、アウトドアやマリンスポーツには、最高の場所。



私たちは、鉄道が通るところで下ろしてもらい、あとは自分たちで散策。

山が、青々としています!!


昔ながらの鉄道の駅・・・。

ここから、各駅で3駅いったとこに、花蓮があります。



花蓮駅に着いたら・・・足がないので・・・スクーターを借りることに。
実は、前日に、バイクの免許を更新してきたところ。


50cc、100cc、125ccと選べます。
一応、私の免許は、125まで乗れるやつなので、安定感のある125ccのものを借りることに。



一日(24h)、350元なり。

いや〜、大学卒業以来ですわ・・・。

エンジンのかけ方すら、忘れてた(焦)


125は、安定感あるけど・・・なかなか、重い・・・倒れたら、持ち上げるの大変・・。


こんな状態にも関わらず、無謀にも、『太魯閣峡谷』に行くことにした私。(あまり、距離感が解っていなかった・・(汗))



『太魯閣峡谷』は、急流が大理石を侵食してできた大峡谷で、「タロコ」とも読みます。
下流の太魯閣が入り口で、20km上流の天祥(テンシャン)までの道のりにおいて、高さ100〜200mの断崖絶壁や奇岩が連続する雄大な景色を見ることができます。

途中にいくつもスポットがあり、足が無い場合は、観光バスかタクシーでの観光が便利です。
(実際、バイクで走っているのは、学生くらいでした・・・。(苦笑))



まあ、いろいろ不安は残りますが・・・何とかなるでしょう。(笑)
って、事で、いざ、花蓮駅から太魯閣へ向かって、しゅっぱ〜〜っつ!!60の母を乗っけて・・。



とはいっても、久々なので、あまりスピードは出さすに、40〜60キロ内で走る。
幸い、平日だったからか?田舎だからか、そんなに車も多くなく、道も複雑ではなかったので、なんとか・・・。(汗)何度か、信号、見間違えましたが・・。(焦)


炎天下の中、熱風に吹かれ走る事、約1時間。
もう、排気ガスに耐え切れずに、セブンでマスクを買う。
日焼け止めを塗りなおし・・・再度、出発。


半そでで、スクーターに乗っているのは、男子学生か、私くらいでした・・・。(汗)
(・・・こんな事をするとは、思わなかったので、今回、長袖を持ってきていなかった・・もう、焼ける・・・焼ける・・・。)


そこから、更に約20分・・・。
太魯閣に到着!!
あの、門が入り口。

ひゃ〜、お尻がいたい・・・。


目の前には、青々とした山々。


ここから、20km先の天祥まで、もうひと頑張り。


すごい景色を目の前にしながら、スクーターで走るのは、なんとも気持ちい!!


大きな石をくぐったり、山道を登ったり、下ったり・・スクーターならではの軽快さと、スリル。


所々に美景ポイントがあり、スクーターなら、好きなところで、止まれます。



ダムが。


その横には、湖??


水が、グリーン!!


谷と谷の間に流れる水が、透き通ってて、すっごい綺麗なんです!!


日本統治時代に、日本人が作った橋なんかも、残っている・・・。


すごい、大きな岩山・・・。ほんと、すごい・・・。車がすっごい、ちっさい・・・。
自然は偉大だぁ・・。


そして・・・巨大、大理石がゴロゴロ・・・。色が綺麗〜。


入り口から走る事、約30分・・・『天祥』に到着。

ご飯を食べるところや、休憩所があります。


花蓮は、台湾の原住民、アミ族が多く住むところでも知られ、昔母がきたときは、アミ俗の踊りを体験できる場所があったとか・・。


大自然の中の文明化・・・。一軒、素敵なホテルが建っておりました。


山の上に、観音様。高いところから、遠くを見つめています・・・。


さて、一息いれたところで・・・帰途へ。

もっと、先にも行けるんですが・・・さすがに、母はもう疲れたようなので、この辺で、花蓮市に戻ることに。

帰途も、走ること、約1時間半。

ナビも、地図も無しで見知らぬ土地を走るのは、初めて・・・。
何度か、道を間違えたものの、人に聞きながら、無事、市内に戻ってまいりました・・。


花蓮市内で、一番賑やかなところに出て、名物のひとつ、「公正包子」を。

安い・・・やっぱり、台北とは、価格差がある・・。

少し、歩き回ってみたものの・・・もう、暑さと疲れで、夜まで居ようとは思えず・・・夕方あたりで、帰ることに。



市内からは、バイクで約15分・・・花蓮駅に到着。

はい、おつかれちゃん、バイクを返却〜!

うちのお母さんも、よく、一日バイクで頑張ったな〜(苦笑)
(連れまわしたのは、私ですが。)


さ〜、鉄道に乗って、台北に戻ろう!!


・・・って、思ったら・・・なんと!!空席は、夜の9時以降の便じゃないとない!!って。


がび〜〜んっ。
(この時点の時間、夕方4時30分)

先に、帰りの鉄道のチケット、買っておくきべきだった・・・。


しかし、花蓮台北間の3時間もの間、母を立たせるわけにもいかず、夜9時の鉄道のチケットを購入。

無事、真夜中0時に台北駅到着。
お風呂に入って、即就寝した、私と母でした・・・。


一日中、バイクで走り回っていたので・・・ティッシュで顔を拭くと、黒い・・
何よりもショックなのは・・・日焼け止め、塗りたくっていたのに・・・焼けた。(そら、そうでしょうけど・・・。)もともと地黒な上に、一度、焼けると、なかなか元に戻らない・・・。


あぁ・・・まっ黒くろすけになっちゃったぁ・・・。(泣)



まあ、でも、なかなか花蓮まで行ける機会も無いし・・・壮大な風景を観れて、スカっとしたので・・・いいか・・。



また、行きたいな・・・花蓮