褒める事の大切さ。

Community Collegeに通い通い始めて、2週目が過ぎようとしています。



クラスにアジア人が居ない・・。
先生の言っている事、追っていくので、いっぱいいっぱい。
討論ができない・・。


などなど・・相変わらず、不安要素はたくさんあるものの・・まあ、なんとなく、先生もクラスメイトも、私は英語の理解力が低いという事を解ってくれているようで・・。それさえ解ってくれたら、あとは、努力するのは私の問題なので、下手なりに、なんとか意思を伝えながら、コミュニケーションを取っていこうと思います。



じょじょに、クラスメイトとも、話すきっかけができたりと、なごんできてはいると思うので、この調子、この調子・・・。(と、自分に言い聞かせる(笑))



さて、今学期に取っている授業はEnglish, 2D Design, AD layout & Design


英語のクラスは、主にライティングを強化する事を目的としており、2Dはデザインの入門らしき事を学ぶ、AD layout & Designは、Adobeイラストレーターを使用してポスターやパンフレット等を作る事を目的としています。



どの授業も何かしらのカタチで、表現する事を要求されるわけで・・・。
英語だと、自分の考えをまとめたエッセイ・・とか。
デザインだと、ある規定に沿って自分なりのデザインを描き出す・・とか。




自分の表現を人前で披露したり、先生にみてもらったりするのだが・・・どのクラスも共通して、先生が言う事がある。




"Nothing is BAD" とか、"Noting is correct"と。





例えば、デザインのクラスを取るにあたって、私はデザインに関する知識ゼロの状態で、始めているわけです。
いきなりデザインを考えろ・・・と、言われても・・・自分のデザインに自信が無い事はもちろん、はたして、自分のやっている事が正しいのかどうかすらも、手探りな状態でやっているわけで、かなり不安な気持ちで、スケッチブックと睨めっこしているわけです。


でも、とりあえず、何でもいいから、描き出さないと前に進めないので、適当に線とかひいてみる。


先生も一人ひとりの所へ廻ってみてくれる。
そこで、耳にするのが、"That's good!""Great!"など。



中には、高校の頃からArtをやっている子がいる。そういう子はある程度デザインできるのだが、私のように、知識ゼロから入っている人も多数いる。
単純なものしか描き出せなくても、先生は、“GOOD”と言う。



「いいじゃない。私、それ好きよ。方向性は合ってるから、もう少しダイナミックに描いてみたら?」などの助言をする。



こう言われると、あぁ、私間違った事はしていないんだ。と安心する一方、少し自信がついて、更にいろいろ描きだしてみよう!と、アイディアに思考をめぐらす。




英語のクラスでも、あるペーパーを読んで、それに対して自分の意見を述べてみたり、書きだしてみたりするのだが、みんなそれぞれの意見に対して、先生は「ふ〜ん、なるほどね。いいと思うわよ〜。」と、一人ひとりの意見を肯定的に捉えてくれる。



デザインも、エッセイも、10人いれば、10色。


一人ひとりの色を尊重し、「その色素敵だね」と、言ってくれる。




「その色素敵だと思う。でも、この色も綺麗だよ。もっと、この色を加えたら華やかになるんじゃないかな?」という具合で、助言をくれる。




英語もデザインも、解らない事だらけで学校に行き始め、大きな不安を抱えていたのが・・・軌道から外れていない、という事を知っただけでも、だいぶ不安は和らぎ、先に進む意欲が出てくる。




一人ひとりがいいものを描き出す、一人ひとりが素敵な意見を持っている。
それが分かると、周りばかりに気を取られずに、自信を持って自分なりの表現をしようとする。



褒める・・・事で、個人の自信に繋げるのは、とっても大事だな・・と。



個人、個人に自信がついたら、『競争』する事も大事なのだと思う。
『競争』する事で、更に良いものが産み出される。



でも、根底には、個人の自信がないと『競争』にもならないのだろうから、根底を持ち上げる事の大切さを知っているのだろうな・・・アメリカ人・・・とか、思いながら、ありがたく授業を受けています。



・・・私も、自信付いてくるといいなぁ・・。(笑)




さて、明日は、スーパーボウルです!!
力が余っていれば、スポーツバーにでも行って、周りと一緒になって、騒ぐのも良いかも・・。力が余っていれば・・(苦笑)