Astoria Symphony♪

土曜日は、20時からQueensは、AstoriaのFrank Sinatra School of the Artsへ行ってきた♪

ホリーデーシーズンを祝って、Astoria Symphonyによるオケ演奏で、Frank Sinatra Schoolコーラス団及び、Astoria Symphonyコーラス団によるコンサート☆



クリスマスシーズン、いろんな所で流れるクリスマスソング♪♪毎年ながら、ちょっと心躍るシーズンでもある。
小さい頃、日曜日に行く教会は、退屈に感じたものの、クリスマスだけは、そこに集まる多くの人たちと歌うクリスマスソングを聞けるのが楽かった。




あまり大きくはなく、アットホームな会場。
オーディエンスは、オケやコーラス団員の家族、友人が多い。


この日は、他にソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノールバリトンの4名のオペラ歌手さんが登場。
・・・ほとんど、この方々がメインだった・・・。



指揮者が登場し・・拍手。
続いて、コンサートマスターが登場し、拍手。


曲が始まる前の、静けさ・・・
この瞬間、大好きですwわくわくがピークに達する瞬間・・。



第一曲目は、グリーンスリーブス幻想曲


のだめカンタービレ」においては、音楽監修としても協力している茂木大輔さんの著書の中で、オーケストラにおける4セクションの楽器構成に関して、面白い例えをしている。

弦楽器=ご飯
木管楽器=野菜
金管楽器=肉(魚)
打楽器=香辛料


バランスのとれた食事を前にして、鳥肌・・・。
曲の弾き始めと、クライマックス・・・この2箇所は、とくに。



個人的には、オケの中でも人数が少ない(この日は一人)コントラバスの音が好き・・・。
あの低音の響き・・あの音が出ているときと出ていない時とでは、重みが全然違う。
そして、あのデッカさ、運ぶだけで一苦労の上に、演奏中は立っている・・。
なんか、ちょっと苦労の多そうな楽器のわりには、スポットライトは、ヴァイオリンにいく・・という・・・観てるよ〜〜!!!!と、言いたくなってしまうところが、気をそそられる(笑)



最初の1曲が終わると、あとは、順番にテノール、メゾ・ソプラノ、バリトン、そしてソプラノの歌手さんたちが、歌を歌っていく・・。


オペラ歌手といえば、昨年NY留学中だった高田正人氏・・・。
日本帰る前に、かのカーネギーホールでコンサートを行ったのが、一年前・・・素晴らしいコンサートでした。



それまで、オペラなんて、ほとんど聴く機会がなかったし、よく知らないから、自分から聴きに行こう!とも思わなかった・・。
それが、高田氏にお会いしてから、いろいろ話しを聞いていくうちに、そして、彼の人柄からも『オペラ』面白そう♪と、思うようになった。


自分で叩こうとしなかった門、こうやって、ヒトとの出会いによって、叩くようになるんですね・・・。


視野を広げてくれて、感謝です。


ほぼ初めて、聴いたオペラのコンサートが、その高田氏が所属する『千駄ヶ谷スタイル』カーネギーホールでのコンサート。


オペラ歌手さんの・・・あの息の持続性あのだだっ広い会場に響き渡る声のボリューム、自由自在に操る声の強弱、いったいこの声は身体のどっから出ているんだ??という迫力は、やはりその場でないと、解らないもの。



この日も、聴きながら、こっちが息するの苦しくなるくらい(笑)、まあ〜とにかく、息がよく続くこと・・。
しかも、小さく歌い始めて、それを徐々に徐々に大きくしていく、声のグラデーションみたいな表現は、ただでさえ、後ろのほうになっていくと息が苦しいだろうに、それがどんどん声が大きく、高くなっていく・・・。こっちが、眩暈しそう(笑)


約1時間のコンサート、休憩もなしで、皆さん歌いっぱなし・・・。
最後のほうは、3曲ほどクリスマスソングを流し、オーディエンスも一緒に歌う♪


最後の最後で、指揮者が・・まさかの棒を振り落としてしまうハプニングもあったものの(笑)、両手を大きく広げて、満面の笑顔でしめる!!(笑)



オーディンエス全員、スタンディングと拍手で終わる。


クリスマスシーズン、良い始まりになりました♪♪♪




華麗な音楽に舌鼓したところで、うきうき帰途に着く。
うきうき気分が、だんだん・・・う〜〜〜ん、マズイ・・・に変わっていく。


ここ1週間で、急激に寒くなったNY。部屋の中は、暖房がガンガンで、すごく乾燥する。
なんか、喉が痛いなぁ・・と、思って過ごしていたこの一週間・・・。


ここにきて・・・関節が痛くなりはじめ・・・。
案の定・・家に到着した頃には、節々が痛いは、だるいは・・。



一年を通して、風邪はめったにひかないのだが、冬に入るこの変わり目は、どうしても弱い。
とくに、NYは部屋と外の気温差が激しすぎる上に、乾燥がひどい・・・。


こうやって、熱を出すと、いつも旦那は、「お粥作るね。」と、つくってくれるのが・・・

この、梅干のお粥。


食欲ないから、何もいらない!!って言っても、作って目の前に持ってきてくれる。


で、食べる私(笑)



これがまた・・・涙が出そうなくらい、ウマイっ。(笑)
特に、胃が弱っている時には・・・もう、なんか、しみる、しみる(笑)


「この一週間食べたものの中で、一番美味しい・・」と、私。(笑)


この、お粥と梅干しの絶妙なハーモニーを知る事ができて、私は日本で生まれてよかった〜・・・とか、じみじみ思うわけで。




日本や中国、韓国もかな?だと、風邪ひいたり、胃が荒れているときには『お粥』というものがあるけど、アメリカ人は、風邪ひいた時何食べるんだろうか・・・。




さて、12月はクリニックの繁忙期。
絶対、休めない・・・。気合入れて、明日までには治すぞぉ〜!!!!