Isamu noguchi museum♪

先週金曜日は、前職の後輩(半年しか違わないけど・・)が、NYへ訪れました♪

1年ぶりくらいの再会。いや〜、嬉しかったです☆
彼女とは、1年違いではあるが、誕生日が、一緒♪何か、こう、他人とは思えないw


会社の制度による、1ヶ月の休暇中の彼女。この1ヶ月で地球を一周する旅に出ている。
休暇5日目?にして、グアム→ハワイ→NY
NYには、2泊の滞在で、次はロンドンに向かうのだと。



2泊3日で、何ができるか・・といったら、もう行きたい所にぎゅっと絞って、観るしかないわけで・・・。事前にどこに行きたいか聞いたら・・・美術館!!と、出たので、まあ、まずメトロポリタンは外せないだろうな・・・と、思いきや、真っ先に出たのは『イサム・ノグチ庭園美術館』


・・・まさか、ここが最初の候補に出るとは・・。
というのは、マンハッタン地区ではなく、クイーンズ地区にあるこの美術館は、ちょっと辺鄙な所に位置している。でも、唯一?日本人がココに残した美術館、いつか行ってみたい!!とは、思っていたので、とってもいい機会になった♪


イサム・ノグチ庭園美術館は、1985年に公開された。
野口 勇による、石をはじめ、木や金属などの彫刻作品や灯り、彼が設計した庭園が展示されている。


庭園があるがために、年中オープンな空間再現を可能にする為、暖房設備や冷房設備などを整え、更に、カフェという空間を設けたり、教育センターを設けたりと、2004年に、2年半の大リニューアルをしたものの、建物自体は、オリジナルに近いカタチで残されている、という。


クイーンズに位置するこの美術館、地下鉄は、N又はQラインに乗って、Broadway駅で下車。そこから、更に15分くらい歩く。



三角形の建物がみえてきた・・・。

目の前は・・・Costco(笑)


人っこ一人歩いていなかった、この日・・・果たして開いているのか??と、入り口に向かう。


オープンはしていたものの、二階部分は、建て直しの為、封鎖中・・・この日は、一階部分のみ公開。

入ってすぐ、目に入ったのが・・・

石。

石、石。

石、石、石。

最初は・・・ふむっ・・・って感じでしたが・・だんだんと、面白くなってくる♪



中は、いくつかの部屋に分かれている。各部屋に、いろいろな色、カタチ、素材の違う、石の彫刻が並べられている。

こちらは、Bear
確かに、白熊のよう・・・。

素材の違う石を組み合わせて作られた、一つのオブジェ。





ここの部屋は、色が鮮やかな石が多かった・・。

こちらは・・・Mountain

からして、ハートみたいでカワイイ♪こんな色の石があるんだね〜。


こちらは、feminine。

女性の身体みたいです・・確かに。


Rain Mountain。・・・針の山みたい・・。
小学校六年生の時の学芸会で・・・私、針の山の役をやってたなぁ・・・。余談ですが。



なんか・・不思議なものがいっぱい・・。






これ、面白いな・・と思った!!タイトルは、何とかwalking
人が歩いている時の脚の動きがよく表れています♪
・・袴を引きずって歩く脚が思い浮かべられた(笑)





これも、なかなか好きです。
Midnight Sun

Noon Sun

それぞれ、違う石の素材を交互に組み合わせている。



そして、庭園。
ここは、ぱっと視界に入った瞬間に、息をのむ空間だった。


NYに居ながらにして、日本に居るような・・心地良い空間だった。


アメリカは、ロスで生まれた、野口 勇。2歳〜13歳の間、東京に住んでいたというが、ほとんどをアメリカで過ごした彼。しかし、作品の多くに、日本っぽさが感じられるのは、やはり日本人の血が半分流れているからなのだろうか・・・。




とっても、静かで、一歩踏み入れると、気持ちが穏やかになる・・・そんな空間。
とりわけ、庭園は、日本らしさが感じられるからか、とっても居心地がいい。
太陽の光を浴びる木や石たちを眺め、ゆったりとした時間を思いのままに過ごす・・・なんとも、贅沢な一時。
すっと、気持ちが静まる・・というか・・・。人の多い忙しい都会から、少し離れたい!という時や、気持ちがざわついて、そわそわする時などに来たい場所だなぁ・・と。



素敵な空間に出会えました・・・。