Museum of the American Indian♪

先週の日曜日、マンハッタンは最南端にあるバッテリーパークの目の前、National Museum of the American Indianに行ってみた。

というのも・・7月17日〜25日、そろって夏休みを取る予定で・・その行き先柄、ちょっと興味を持ったので・・。


最初は、マチュピチを観に行こう!!と、意気込んでた私も・・あまりにも高額な旅費に断念(苦笑)
NYから行けば、日本よりは安く行けるのかなぁ・・・と思ったのに、ほぼ日本から行くのと変わらないくらいじゃないか?と思う。二人で行くには、家計に負担がかかりすぎる・・・。(涙)


で、結局、決めたのはアメリカ国内旅行
せっかくアメリカに居るのだし、それも全然悪くない。


LAに居る幼馴染に会いに行くことにした。西海岸は、一度行ってみたい・・と思っていたし、良い機会♪

でも、せっかく9日あるバケーション・・・どっか他も観たい・・・。
せっかくなので、日本では観れない壮大な大自然を・・・と、思いついたのがグランド・キャニオン!!


だいたい、いつも行き当たりばったり・・・の私たち・・・しかし、ココは、大いなる大地アメリ。そして、全く知らない州に行き、自分たちで廻ろうとしているわけで・・・さすがに・・「まあ、行ってみたら、なんとかなるかぁ!あはは〜♪」じゃあ、心配。


しかも、7月、8月は夏休みシーズンともあって、アメリカ国内からのみならず、世界中から人が集まってくるというグランドキャニオン。
宿を探すのも大変・・・。


そんなもんで、私たちにしては珍しく5月末から、ちまちまと飛行機のチケット比較したり、宿を探し始めたり、レンタカー予約しておいたり、ルートを考えたり・・・入念に情報を集めて予定をたてているわけで・・・。

今の所ルートはこんな感じ:
NY→フェニックス(3日間レンタカーで移動)→セドナ→ペイジ(アンテロープキャニオン)→グランド・キャニオン→ラスベガス(ここでレンタカー返却)→LA(Orange County)


LAの前に、アリゾナに行く事にした私たち・・・アリゾナといえば、セドナの赤い岩!!パワースポットでも知られるこの地・・・神秘的なんではないか・・と、勝手に想像しております。

セドナとか、グランド・キャニオン・・・とか・・・って言ったら、アメリカ先住民??という連想から・・・そういえば、NYにはアメリカ・インディアン博物館があったなぁ・・・と、足を運んでみた。

・・・工事中でした・・でも、中には入れた・・。

1907年に建てられたボザール様式の建物で、当初は税関だったココ。中に入ると、巨大な大理石のオーバルカウンターが!当時の交易の様子?が大きな天井画として描かれている。

日曜なのに、人の少なさにびっくり。

来年の7月まで、“A song for the Horse Nation”という展示場が設置されている。そこでは、馬と共に生きるアメリカ・インディアンの生活が垣間見れる。

過去さかのぼる事4000万年前、もともと馬(というか、馬の祖先)は、アメリカ大陸にいた動物だったが、今のアジアやヨーロッパ大陸へ移動した後、アメリカ大陸においては絶滅してしまった。
1493年、コロンブスの二度目の航海の際、スペイン人によって大量に持ち込まれた家畜馬が繁栄し、アメリカ人にとって馬は生活に欠かせない存在となったよう・・。


1680年〜1875年の間に、馬はアメリカ・インディアンの暮らしに大きな変化をもたらした。
それまで、移動の手段は徒歩だったために、移動できる距離に限度があったのが、馬によって更に遠くまで移動する事が可能となった。


居住の移動の際には、家具等の荷物は女性が運んだり、またはトラボイというソリに載せ、犬に引かせたりした。
馬の登場によって、より多くの物をより速く運べるようになった。

狩りや食料を集めるのに、まる1日かかっていたのが、馬によって、その時間が短縮できるようになった。


狩りや移動の時間短縮によって、レジャー活動や芸術活動に時間が費やせるようになる・・。


より多くの領土や財産(所有物)をもたらした馬に、アメリカ・インディアンは、敬意を頂く。
馬の所有数は部族や個人の勢力を表すものともされている・・という。

馬を讃えるために作られたものもある。


アメリカ・インディアンの服は、刺繍とか、ビーズ細工が特徴的♪

このビーズ細工・・・近くで見ると、ものすっご〜〜く、細かい!!!


この日は、其他にも期間限定の展示品に、アメリカ・インディアンアーティストの作品が・・。すべて、オーガニック素材で造られているという・・。


・・・で、残念な事に・・・工事中で奥の展示場は観れなかった・・・><
観れたのは、この2つの展示場のみ・・・。ワシントンにある博物館とは、やっぱだいぶ規模が違います・・・。


出口あたりに展示されてたのは、こちら。

アメリカ・インディアン・・・スケボーするんだぁ・・・って、意外に思った瞬間。(って言っても、今はアメリカ・インディアンって言っても、私たちと同じように暮らしてるんですよね・・(笑))


スケボーのデザインが可愛い♪

この写真、いいねぇ〜♪って思ったら・・・服装がジャック・スパロウに似てない??(笑)
・・ちなみ、アレは銃弾なのだうか・・・。