Friend from Japan@Metropolitan Museum

Iちゃん到着の翌日は、金曜日。
申し訳ないが、私は仕事が終わってから合流。



その日は、ストイックにロウアーマンハッタンを歩きまわったIちゃん。
自由の女神に、ブルックリンブリッジに、ウォール街ワールドトレードセンター跡地センチュリー21などなど。
〆は、MOMA・・・きっとへとへとだったことと思います。


それなにに、私は、夜タイムズスクエアに連れていったもんで・・・疲労感が更に増しただろうに・・(汗)ずみません・・。



1日にして、見所はいろいろ廻っていました!お疲れ様でした!!



土曜日は、一緒にメトロポリタン美術館へ♪



私も、また改めて行きたい!!と思っていたので、ワクワク♪

4月27日〜8月15日まで、特別展示ギャラリーとして、ピカソの絵がたくさん集まっていた!!メトロポリタン美術館でも、これまでにこれだけのピカソの絵を集約したのは初めてとのこと・・。
確かに、ものすごい量の展示品が。



ココの展示会場には、逆行して入った私たち(笑)
ピカソに塗れた展示会場に、仰天。




個人的に、青の時代ピカソの絵は、なんか惹かれる。
親友の自殺にショックを受けたことから、青ベースで絵を描いたとされる・・・無機質で冷たい感じにそそられます。



これなんかは、ピカソっぽいね〜(笑)


恋多き男性でもあったピカソ・・。恋人の絵も多いようですね〜。




これには、ちょっと感動。素敵★






・・・ちょっと、ちょっとォォ・・。え?いいの??
ってなものが・・。

いろいろな意味で衝撃的でした(笑)



こちらがピカソ

Iちゃんジャッキー・チェンに似てない?」
・・・確かに・・。見れば、みるほど、ジャッキー・チェンにしか見えてこない(笑)





やっぱ、メトロポリタン美術館はいいですね〜♪
も〜、観きれません・・・。



みて、この女の子の幸せそうな顔。彼にすごく甘えてる感じが、可愛い♪


1400〜500年代のヨーロッパの絵は、やはり宗教画が多かったのでしょうかね・・・。









神聖な宗教画が主流がと思えば・・・。こ〜んな残酷な絵も・・。

生々しい・・・。
日常茶飯事に、人の首が切られたのでしょう・・・。




この日は、お天気がとっても良くて、アメリカンウィング中庭は、太陽の光でいっぱい!


そして、前回は時間がなかったので横切っただけのデンドゥール神殿!!

もともとは、ナイル川ほとりに建っていたもので、ダムの建設によって水没にさらされることになって、アメリカが資金を援助して、この遺跡を救ったのだと・・。で、その御礼にと、エジプト政府は、この神殿をアメリカに送ったのだそう。

発掘された形のまま、移すのは・・・相当大変だったろうに・・。



この展示場には、いろいろ工夫がされているそうで、ナイル川を表現するために美術館の中に水をためたり、神殿に刻まれた象形文字に、昔と同じように朝日が当たるようにと、屋根をガラスにしたりして建てたそうな・・。

さすが・・・メトロポリタン、やることがダイナミック。


こちら、ヨーロッパスカラプチャーコート。太陽の光が気持ちいい♪



今回、訪ねた中で、いくつか感動した作品に出会った。
まずは、こちら、Willem Claesz. Hedaの絵。

これ、中学の頃、選択授業の美術で卒業前にデッサンに使用した絵なんで、ものすごく思い入れがある。
デッサンするには、なかなか難しい絵で、金属食器に反射する光や、ガラスに透き通る水の表現に苦しんで、結局卒業までに描き上げる事ができなかった。
大学3年くらいか・・・ちょっと時間に余裕があった頃に、再度描き始め、描きあげた!!

できばえは、自分で言うのもなんですが、時間かけた分、かなり良くできた方だと思う・・・なのに・・・台湾に置いてきてしまった(笑)


いや〜、興奮した。


そして、前回見つけることができなかった・・・こちら!!

フェルメール!!

居たよ、いたよぉぉぉ〜〜〜!!!


「少女」(“study of a Young Woman”)




「窓辺で水差しを持つ女」(“Young Woman with a Water Pitcher”)



「窓辺でリュートを弾く女」(“Woman with a Lute”)



フェルメールに関しては、フリックコレクションに展示されている3点もいつか観に行きたい!!

精密に描きこまれたフェルメールの絵は、一種のピンホールカメラを用いていたという説がある、という。
絵の一部に消失点となる点を決め、そこに小さな鋲のようなものを打って、その鋲にチョークの付いたひもを結びつけてひっぱる。
このように、直線をひいて、精密に描いていることで、窓やテーブルの角のラインが一致している、のだと・・。
事実、フェルメールの作品には、鋲を打っていたと思われる場所に小さな穴があいているのだそう。

そして、鮮やかな青黄色
その時代には、かなり高価だったとされる天然のウルトラマリンという顔料をふんだんに使用しているのも、フェルメールの絵の特徴。


いや〜、嬉しい♪


人を案内するのに、自分が興奮して満足しちゃってます・・・。
逆に私が連れてきてもらった感じで・・・恐縮です・・。


ごめんちゃい><