Guggenheim Museum♪
毎週土曜日は、夕方5時15分以降から、寄付金形式の入場が許されるグッゲンハイム美術館(Guggenheim Museum)。通常は、$18。
5番街89丁目に位置するこの美術館、目の前は、セントラルパークで周辺は閑静なマンションが立ち並ぶ。
そんな中に、すんごい形した建物が、デデ〜〜〜んっと。
渦巻形の建物が斬新な、この美術館。
1937年に設立、ソロモン・R・グッゲンハイム財団が運営しているNY市内でも有名な美術館の一つ。
ただ・・・人から聞いた話しでは、「展示作品が少ない」・・とか、「う〜んイマイチ。」って言う人と、「ステキな美術館!」「私は、好き!」っていう・・実に、意見が二つに。
百聞は一見にしかず・・・ってことで、実際に足を運んでみることに。
表から観た外観も、すごく個性的ですが・・・中に入ると、更に個性的なその建築様式。
全て、白で統一されていて、無機質な感じ。
そして、一階部分から、上階までは、渦巻き状に坂道が続く。
真ん中は吹き抜けになっている。
まるで、カタツムリの殻の中に居るみたい。
入った瞬間の近未来的な雰囲気に、さっそく興奮する私。w
そして、一階部分の広場で何やら男女が・・・????
ベッタリ、くっついて、チュ〜〜〜〜〜〜〜してます!!!!
・・・まァ、ココはNY、アメリカ自由の国。
もう、何があっても、そんなにビックりはしなくなりました。
だって、ロックフェラーのスケートリンクでプロポーズとか、マディソンスクエアでのバスケの試合中にプロポーズとか・・・。
美術館のエントランスど真ん中で、大勢の前でチュ〜〜〜ってのも、有りなんだろう・・・と。
・・・が、チュ〜したまま座りこみ、寝そべって・・・そこまでしなくても・・・って、思いきや。
これ、アーティストによる表現の一つのようなのです♪
身体の動き、男女の距離感・・・身体の全てを使って表現している。
テーマは、何なんだろうな・・・と、見入ってしまう。
館内に展示されている作品のうち、ピカソの絵が多いのに感動♪
『Woman with Yellow Hair』とか、有名ですね♪美術の参考書とかにあった気がする・・。
ピカソの青の時代の終わり頃の作品とされる『Woman Ironing』も観れました。
個人的には、『Fernande with a Black Mantilla』に惹かれ、しばらくその絵の前に。
全体的に黒で統一された中、女性の胸元にささった一輪の青い花。悲しそうな女性の表情が、今にも消えてしまいそうで印象的でした。
そして、モディリアーニの『Jeanne Hébuterne with Yellow Sweater』。これ・・小学校の頃、図工室に飾ってあって・・夜になると、目が光って動き出すぞォォ〜〜・・とか、言われてて、妙に怖かった記憶がw
確かに、青い目がちょっと不気味ですがw
実際に観れると、やっぱ興奮します♪
確かに、全体的に展示物は、少ないが、芸術的な空間をも楽しめて、とっても良かったです♪
ただ、珍しく、館内での撮影は禁止。
こっそり、カメラを取り出すと、私服姿のスタッフが寄ってきて、ストップがかかる。
そんな、私服スタッフが至るところにいるのだが、一般鑑賞客と区別がつかない為、こっそり撮影は、できませんでしたw
しかも、ハンドバックよりも大きめの荷物は、全て預けなければならない。
結局、私たちは、全ての荷物を預け、手ぶらで館内を廻る。
なんか、身軽にゆっくり楽しめて、よかったです♪
ゆっくり、坂道を上り、各階ごとに作品ルームみたいな別の空間があって、そこに入って作品を鑑賞する。
一番最上階まで上がってみて・・「あれ?もう終わり??・・・これで$18は、来ようと思わないなァ・・。寄付入場で入場してみる・・くらいがちょうどいい・・。」って、旦那w
私たち両者間でも、意見が分かれましたw
夜は、ライトアップされてて、また綺麗♪