母と行くワシントンD.C.の旅〜(2)
ワシントン2日目。
午後からは、自由行動のこの日、朝一に向かったのは、在任中にルイジアナをフランスから買収し、西部発展の礎を築いた事で有名な、第3代大統領 トマス・ジェファーソン記念館。
そこには、トマス・ジェファーソンが残した言葉が刻まれているようだが・・・もちろん全てEnglish!!
途中まで読んでみて・・・諦めたw
次に向かったのは、奴隷解放の父と呼ばれる、第16代大統領 エイブラハム・リンカーン記念館。
5ドル札に印刷されている。
なんか、パルテノン神殿みたい!w・・・と、思ったら、やはりパルテノン神殿と同じ、ドーリア式で建てられた建築物。
中央に聳え立つ、巨大なリンカーン像。その左手は握られており、右手は開いている。
ガイドの話によると、彼の“飴と鞭”による国の統治法を表現しているのだという・・。
・・・リンカーンの政治に、“飴と鞭”・・・???って、ちょっとよく、解らないが・・w
ほんと、神殿のようで、まるで神を祭っているかのようにリンカーン像が建てられている。
ココ、何か見覚えないでしょうか??
トム・ハンクス主演の『フォレスト・ガンプ』。
フォレストがジェニーに愛を告げるも、その声が届かなかった場所・・。(確か、そのシーンだったはず・・)
おお!!!!映画の場所だ〜〜〜・・・と、ただのミーハーにw
そこに、ベトナム戦争で亡くなった米軍兵の名前が刻まれていた・・・。
その数は数えられるものではなかった。
慰霊碑は、当時若干21歳のイエール大学在学中の中国人女性によって、デザインされたのだとか。
そして、リンカーン記念館から向かって左には、朝鮮戦争戦没者慰霊碑。
慰霊碑には、朝鮮戦争で亡くなった米軍兵とナース達の顔写真が写されていた。
そして、その前に並んだ兵士達の像・・・像が慰霊碑に反射すると、その姿が浮かび上がる。
表情が、あまりにも悲惨。
ココは、戦争があった事実を忘れない・・・為ではなく、『平和』を覚えておくことを目的に建てられたという。
午後は、心機一転。
きました〜〜〜〜!!!National Museum of American History!!
ここは・・・一日あっても足りないくらい!!!
NYの国立自然史博物館には展示されていない、ルイ14世やマリーアントワネットが保有していた「ホープダイヤモンド」と呼ばれる、45.50カラットのブルー・ダイヤモンドが展示されている。
このダイヤ、持つものは死んでいく、「呪いの伝説」がある。
持った者は、処刑や自殺、病死で死んでいった者ばかり。
最終的に、個人で持とうという者が居なくなって、ココ、スミソニアンの国立自然史博物館に寄付された・・・とか。
その他にも、たーくさんの天然石!!
石が、宝石になるって・・・すごい!!最初に、磨いて宝石とした人って、すごい!!!!
左がダイヤモンドの原石。切って、磨いて・・・右。ダイヤモンドに変身!!!
ラピュタにあるように、石が光る洞窟に入ってみたい・・・。
星空をみているみたいに、綺麗なのだろうか・・。
そして!!ここはやっぱ、恐竜!!!!
私たちが知る恐竜って、あくまで化石からシュミレーションでのみ知る姿形・色なので、実際どんな体色だったのかは判らないとか・・。
エジプト時代の絵に、頭が狼のような人間が多々現れるのは、何故だろう・・・。
謎だらけの大昔。タイムマシンがあったら、絶対過去に行ってみたい!!!!w
紀元前1500年くらいの人間と同じくらいの身長でした、はい。
女性平均なら、若干私のほうが高いかなw
海の生き物ゾーン。
深海魚。ちょうちんあんこう。
・・・巨大イカ。
海の底も、宇宙のようだよね・・。
まだまだ、人間が知らない生き物がたくさん居るものと思う。
この世の中・・・知らない事だらけ、謎がまだまだ存在するもんだと思うと・・・ゾクゾクするw
・・・約3時間廻った。さすがに、お母さんたちはお腹が空き・・・出ることに。
個人的には、閉館まで居たいくらいだったw楽しすぎ、ココ。
柵が張られ、警備が厳しいため、ちょっと離れたところでしか、観れないけど・・・。
これが大統領の住むところ。
「あら、結構小さいのね・・・」と、うちのお母さん。
・・・“家”にしては、十分広いと思うが・・・。w
その目の前には、クリスマスツリー!毎年、ファーストレディが点灯式の際に点灯する。
そして、ホテルへの帰途につくため、団体バスに集合すべくキャピタル・ヒルへ戻る。
途中、植物園に立ち寄る・・・こんな可愛らしく切られた木々。
この日は、天気に恵まれてて、空がきれい!!
ワシントンD.C.は、ワシントン記念塔を街のどこからでも見渡せるように、と建築物に高さの制限があるのだという。
だから、どの建物もわりと低く建てられていて、空がひろ〜〜〜く観える。
ホテルに戻るまでに夕食を。
夕食を終えて、バスに戻る最中通りがかった・・・リンカーンの暗殺された劇場。
本当に、道端にある小さなところ。
・・・いや〜、この日は満喫しました。