土曜日@倉庫でバイト♪
就職前に登録していた派遣会社から、久しぶりに電話が。
「人が足りないから、出れない?」と。
こっちから電話しても、全然仕事がなくなっていたので・・もう、無いのだろうな・・・って思っていたところで。
作業は、倉庫でのタバコの検品。
ちょうど、本日は予定もなかったので、やらない理由もない。
バイトだし・・・承諾。
9時〜17時。なのに、8時に品川集合。
久しぶりに出てみると・・・かな〜〜〜り、久しぶりなのに、見慣れた顔もちらほら。
2年ぶりくらいの人も・・。
「あれっ?ヨウさん?すごい久しぶりじゃない!」なんて、声をかけて頂いて。なんだか、懐かしいw
派遣として仕事していた人が、派遣会社の社員になっていたりw
しかしながら、だいぶ仕事は減ったという実情もあり、ココだけでは生活できない人は、他へ移ったとか・・。なかなか厳しい。
今回の現場は、相当の検品が必要なようで、今日だけでも50人近くの派遣さんが。
人数が足りないがために、派遣会社の社員まで、総動員。
私が登録している先の会社以外にも、いろいろな派遣会社から来ていたわけで、会社によっても派遣さんの色が全然違う。
驚いたのは、見てからにしてコワイお兄ちゃんをいっぱい連れた会社さんとか・・。
そして、フィリピンの方たちばかりの会社さんとか・・・。
しばらく、出ないうちに・・・何だか、変化もあったのねェ・・。
作業は、4人一組。
現場監督者の指示により配置。
私は、一緒の派遣会社の男性一人と、フィリピンの女性一名と男の子一名で配置。
フィリピン人って、そういえば、絡んだことないかも・・・って思いながらも、なんだか、シャイで人見知りなイメージがあったので・・・まあ、今日一日だし、最悪話さなくても・・・な〜んて思いながら、最前列のテーブルに。
テーブルについて、すぐ、「Vivianです!今日はよろしくお願いします。」と、めっちゃ笑顔で挨拶をしてくれた。
「こっちは、Jayです。よろしく〜。」と、あまり日本語が話せなさそうな、もう一人の男の子の紹介もしてくれ・・・なんだか、とっても感じの良い人だな〜と。
私は、今日が初めての作業。彼女たちは、ここ毎日やっているようで、かなり手馴れたもの。
・・・と、いうか・・・作業が速い!!速過ぎ!!!!
でもって、何も知らずに最前列に付いたが・・・最前列とその次の列くらいまでは、監督者がうようよしているから、結構厳しく見られ・・且つ配置者も速い人たちばっかりなのだとか・・・・。
いやいや・・・そんな所に私なんかが入ってよかったのかぁぁぁ????
VivianさんとJayくんの手早さ!!彼らの横で作業してたら・・・もう、焦る焦る(笑)
速いけど、しっかり見てるし!!!
焦ってたら、もう、ボロボロな私(笑)
Jayくん、それ見て笑ってるし(苦笑)
Vivianさんが、そっと傍に来てコツを教えてくれる・・(笑)
だんだん慣れてきて、スピードアップするものの・・・あの二人には、とてもかなわない(汗)
男の子のJayくんは、荷物を下ろしたり、上げたりとちょっと大変な作業。私と同じ会社から来ている男性の方も、汗だらっだらで動きまわる。
いつも、男性のほうがかなりの肉体労働になってしまうのが、倉庫作業(苦笑)
こういう時・・・女でよかった・・・って思う瞬間(笑)
そんな大変な作業をしつつも・・・手が空いてしまうことがある為・・・見かねたJayくんは、私の作業のお手伝いに入ったのです(笑)
1箱100カートンのタバコを箱から出し、検品し、また向きをそろえて、箱に戻す。
箱出しは、男性の作業なので、そもそもやってくれる。
検品は、Jayくんめちゃめちゃ速い!!・・・そのため・・・気付くとJayくんが検品までしてくてれ・・私がそれを箱に戻している、という・・(笑)
ある程度、詰まった箱が溜まると、今度はJayくんが箱を糊止め、テープで封、パレットへ上げる・・・終わったら、また私の隣で検品のお手伝いを始める。
・・・動きが速い!周囲をよく見てる!!
そして、重い仕事は女性にさせない!!
いや〜、関心してしまった。
よく動くわりには、疲れた表情もないんで・・・いや〜若い!!
「いつく?」って聞くと・・・
「18」って。
・・・。
私にもそんな時代があった・・。
「あなたは?」って聞かれて・・・。
自分の年齢を言うのに、戸惑った自分に気付き・・・ハッとした(笑)
ソレを言うと・・・『えぇっ!(驚)』みたいな表情をしたJayくん。
なんだ、なんなんだぁぁぁ〜〜〜〜〜その『えぇっ!』みたいな表情はぁぁぁ〜〜〜???
若い子に自分の年齢を言う時の戸惑いやら、動きの違いをみて・・・
あぁ・・・確実に自分、老いている・・っていう発見をしてしまうわけで・・(笑)
日本人の派遣さんは、黙々と・・・耽耽と作業を続ける。
が、中には、あまり動かない人も。「はぁ〜疲れた〜」とぼやく人も。
対照的に、フィリピンの人たちは、陽気で、フィリピン語で何言っているのか分からなかったけど、同じテーブルの人のサポートはもちろん、隣のテーブルでも困ったことがあれば、サポートにスッと入る。
楽しそうに、そしてお互い家族のように接しているのをみてて、なんか台湾の時を思い出した。
コミュニケーションに、「壁」のようなものが無い気がする。
なんとな〜く、感覚でしかないのだが、日本人のコミュニケーションより、もっと“近さ”を感じる。なんでだろうね・・・。
日本語には、敬語があって。。。それがちょっと“距離”を置くのかな・・・。
私には、あまり話しをかけてこないんだけど、常にサポートをしてくれたJayくん。時たまお茶目で・・今日は、本当に助けてもらいっぱなし(笑)
終始明るく、笑顔で親切なVivianさん。
一日限りのバイトなのに・・・すっかり仲良くなってしまって、とっても楽しかった♪
同じ派遣会社の人たちも、皆真面目で親切な方々でした。
ただ・・・ちょっと悲しかったのが、最後帰る時に、今日一緒に作業した男性がポロっと。
「フィリピンは、日本人に対抗意識燃やすから、こっちが動けば動くほど、あいつらも動くんだよ・・。最初、ちょっと僕がヨウさんのサポートしてたでしょ・・で、その後すぐ、あのフィリピンの男の子がサポートし出したでしょ(笑)ね?」
・・・って。
いや、いや・・全くそんな雰囲気は無かったですが・・(苦笑)
彼らは、自分の仕事を精一杯、真面目にやっていました。
しかも、手早く、確実に。
人によっては、全然日本人より動いていたし・・。
サポートは、日本人、フィリピン人関係なく、周囲の状況をみて、自分がやれることをやっていました。
こ〜んなに、チャーミングで素敵な人たちを、国籍とか見た目だけで、そんな風に言ってほしくはない。
最初、私もコワイお兄ちゃん達が〜〜なんて、言ってたけど・・目に見えるカタチで人を判断してしまいがちなんでしょうね・・人って。
自分もまだまだですわぁ・・。