MOMA

ずっと行ってみたかった近代美術館MOMA(The Museum of Modern Art)。

毎週金曜日の16時以降は、無料で入れるので、その時間帯を狙って行ってみた♪


6Ve, 53st上に所在する美術館の前には、ずら〜〜〜っと長蛇の列。


長いわりには、10分くらいで中に入れた(笑)


とにかく、すんごい人!!
新・国立美術館も、週末はすごい人だが・・・そんな感じ。
作品をみるのに、人と押しあいっこ><


入ってすぐ、二階に上がると、そこはテンポラリーギャラリー。


ここでもびっくりするのが・・・写真とり放題!!

こ〜んな感じ。
スペースを広々と使用。


目です。




3階は、建築・デザイン画、写真展など。
いろんなデザインの椅子が並べられていた。






4階・5階は、絵画、彫刻。







個人的に、これ結構好き(笑)




きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜

Picaso!!!

ピカソの絵は時代やピカソ自身の環境と共に変化していったようだが、よく知られているのは、キュビズムの時代。

表現が複雑で印象的な絵が多い時代。



この『アヴィニョンの娘たち』がキュビズムの基礎となる作品だそう。


個人的には、青の時代のピカソの絵と是非『ゲルニカ』をみてみたい・・。スペイン・・・遠い><





こちら、『金色のマリリン・モンローMOMAといえば、コレを思い浮かんだ・・。




ぶっちゃけ、よく分からんです。はい。
いったい、何を表現したかったのか・・・。


理解できないものばかり・・・。


だって・・・

これも、作品になっちゃうんだよ・・(笑)


でも、解らなくて、良いのかも・・・。
なんだか、よく解らないけど、でも「いいなぁ・・・。」って感じるものがたくさん。


目に見えて解る評価は難しいけど、感じる事で評価に繋がるのが、この世界の魅力な気がする・・。



これっ!
中学の頃の美術の参考書にのってた!

ルソーの『眠れるジプシー女

中学の頃、参考書でこの絵を目にした時、何故かやたらと惹かれたのを思いだす。
ココに居たのかぁ〜〜〜!!ココで出会えるとは・・・。


ルソーは独学で絵を学び、働きながらも日曜画家として、絵を書き続けていた、と。
生きている間は評価されずにこの世を去っていった・・。

それが、今日では、彼の絵が国を跨いで美術の教科書にのるほどに・・。



・・・こうやって、何かを残せる人って、その「人」が居なくなっても、時間や国を跨いで生きている(生きる可能性がある)。それって、すごいことだなぁ・・・と感じる。


それにしても、1923年にパリの配管工の作業場で発見された、というこの絵・・・今、NYの近代美術館に・・。



こちらは、ルソーの最後の作品。『





こちらも!!ゴッホの『星月夜


精神的に病んでいくほど、ゴッホの絵はうねりが増していったとか・・。
この絵を描いている間のゴッホって・・相当病んでいたのでしょうか・・?


ある意味単純というか・・・作品には、そのときその時の、画家の取り巻く環境による気持ちの変化が反映されているものが多い。
だからこそ、「作品」として、評価され残るのかもしれない。



精神カウンセリングの際に、自由に絵を描かせたり、色を塗らせたりする手法があるのも、そのためなのだろう。
あまりに、見据えた方法で、好きではなかったけど・・・。



恋愛暦多きピカソは、そのときそのときの恋人によって絵の描き方が変化していった・・とも聞く。

もともと気性の荒いゴッホは、失恋のショックで精神的に病んでいった・・・とも聞く。


『作品』って画家の人生そのもの・・のような気がする・・・。


絵(作品)を通して、時間や国を超えて、画家の気持ちや画家が生きた時代、背景を垣間見ることができるって、やっぱ面白い。しかも、その垣間見方、感じ方、理解の仕方に正解はないのだと思う。

同じ作品も、10人がみたら、10通りの解釈、感じ方があるかもしれない・・・。



人間の生々しい一面が映し出された作品も多い。

性・淫・死・悲・残酷さ


何故か、人間の「黒い一面」(「黒い」と表現するのが適切ではないかもしれないが・・)が垣間見れるような作品には、脚を止めてしまう自分がいる・・。

周囲を注意すると、自分だけではなく、そういう作品に脚を止める人が結構の割合で居る・・・。



う〜ん、やっぱり人間。(笑)