初めてのESL★

oshiri-kajiri-mushi2009-04-28

土曜日、初めてESL(English as second language)に参加。マンハッタンへ。


彼が参加しているグループに一緒に同席したわけだが・・だめだ〜〜、なかなかしゃべれず終い。
ブラジル、ロシア、韓国、中国、日本・・さまざまな国の人が集まり、英語でコミュニケーションしている。

私からみたら、皆よくしゃべれてる・・。
しかも、積極的。


私は・・しゃべれない上に、それがコンプレックスとなって、消極的に・・。
悪循環だ〜〜〜。



小さなコーヒーショップに集まって、いろいろなテーマを設けて会話している会。
お互い、英語を勉強している身なので、すごい話せるわけではないが、一生懸命勉強しにきている人が多い。



そんな中、小グループ制になって自分の国の「学校制度」について、紹介することになった。
私と彼はセット。他、ロシアの人、韓国の人と4人一組で話す。

違う国の制度が生で聞けて、おもしろかった。
衝撃を受けたのは、社会主義国の制度。



日本でいう、小学校・中学校という制度はない。
1年生〜12年生まで、一気通貫して義務教育があるらしい・・(私が聞き間違っていなければ(笑))
大学も費用はかからない、とか・・。
一定年齢に達した男子は、徴兵もあり、就職は個々人の能力次第で国に決められる。
どんな仕事に就いても、あまり給料に差はなく、国のため、国に住む人々のために働くことがモチベーションになるらしい・・。


能力競いに、8年生くらいから、いろんなcompetitionに参加し始める。
数学、科学、政治・・学校内で優勝すれば、地区に進み、次は州、次は国、そして世界戦・・。
そんなcompetitionがたくさんあるのだと言う。



一方、韓国は、教育制度はあまり日本と変わらないが・・「一日、何時間くらい学校にいました? 」と先ず聞かれ・・。
私たちは、「6時間〜7時間くらいかな・・」と答えると、「・・僕達は、12〜13時間は学校にいるんだ。」と・・。(驚)
普通の授業の後、夕方以降は皆自習の時間なのだそう。


韓国では、幼い頃から、テストや試験やらに追われ、高校までは皆日々勉強のみ・・。
大学になると、少し自由になる、とのこと。

この傾向は台湾と良く似ている。
とにかく、親や教師からの「勉強」に対するプレッシャーが大きい。
競って、良い大学に入学しようとする。


その韓国の子に「親がそんなにプレッシャーかけるのは、何でだと思う?」と彼が聞くと、「僕に大きな投資をしているからだよ。期待してるんだ。」と・・。

ココ(NY)に来れるアジアの学生は、よほど優秀か、よほどの金持ち。(私が思うに。)




日本は・・高校受験や、大学受験はある。人によっては中学受験か・・。大学の費用も結構な費用だ・・。しかし、大学からは自由に自分の専門を選択できるし、職業も自由。もちろん、徴兵制もない。小学校、中学校の頃なんか、勉強は二の次、三の次で、部活に参加したり、遊んだり・・・。(受験は辛かったが・・。)そして、社会人になって、もしくはバイトでもすれば、自分でお金を貯めて、NYに来るのだってそんなに難しいことでもない。・・・恵まれている。



何かを学んで国に帰ろう・・とする人たちは、恐れている場合などではなく、日々の時間を大切に有効に、そして積極的に自分から何かを得ようと動いている。

受身か、能動的に動くかで得る何かに大きな『差』が生じるんだ・・・と改めて感じた。

がんばらんと〜〜〜。