☆奥多摩☆

晴れた休日は、出かけたくなる。




今日も朝起きて、どこ行こうか・・・と。中央線に乗ることだけを決める。

結果・・・終点の奥多摩まで行ってしまった。
東京の端っこ。ぎりぎり東京。

片道1050円で、こんなにも、違う東京に出会えるとは。


寒かった・・・。とにかく寒い。

途中、青梅駅から乗り換える。


青梅駅ってこれまた味がある。



バカボン」著者の赤塚先生の記念館があるらしい・・。

さて、東京のはしっこ、『奥多摩』。
シーズンオフの今・・静かである。

自殺の名所??って思うほど、そこは静かで、寒く、少し薄気味悪く、山が多く、川が流れ・・・空は青く晴れていた。

数軒しか開いていない食事亭。
手うちで且つ美味しいお水で作った、おそばを食べる。

あったまったら、わさびのアイスクリームを食べて、バスに乗って、目指せ「奥多摩湖」。
途中のトンネルは、少々怖かった。

ここで、この時期、怪談なんてしたら・・・w
なんて、ことを思いながら着いた、奥多摩湖


キレイだった〜。





小河内ダムの横を通る。

東京なのに、雪がまだまだ残ってるところが、また、普段の東京との違いを思わせる。白い雪は、太陽の光りに反射していて・・・きれい。


水がきれいである。


水溜りに反射する樹。



そろそろ、日が沈む頃、また奥多摩駅に戻り、ぶらり。


大きな杉の樹を見つける。


東京一高い杉の樹・・・。
偉大なる大自然の前に立つと、ちっぽけな自分を認識する。

東京に居るとは思えない、景色。




エメラルドグリーンの水溜り。



透き通る水の流れ。


きっと、春・夏・秋とまた違う顔を見せてくれるのだと思う。ここは・・。
繰り返し、繰り返し、同じサイクルで、違う顔を見せる。

朝・昼・晩。
春・夏・秋・冬。


当たり前のことだろうが、それが感じられるのは、幸せである。
当たり前のことを、感じられるのが、一番幸せなんだと思う。

深呼吸して、自分がいつも観る東京に戻る。


良い空気を吸うのも、たまにはよし。